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嬉しい御報告!
第19回文化庁メディア芸術祭について

『OUT IN JAPAN』が、第19回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選ばれました!
(2015年11月27日発表)

http://festival.j-mediaarts.jp/award?division=entertainment

『OUT IN JAPAN』は、2020年までに10000人の
LGBTをはじめとしたセクシュアル・マイノリティのポートレートを撮影し、
WEBサイトを中心に写真展や写真集などを通じて、
日本における理解の促進や当事者の応援を目指すソーシャルプロジェクトです。

その目的のもと、一人でも多くの方に、プロジェクトに触れていただきたく、
またプロジェクトに参加していただいた当事者の方々の思いやメッセージをお届けしたく、
本賞に応募することにしました。
(WEBを中心としたメディア横断型プロジェクトのため、エンタテインメント部門WEB形態としての選出となっています。)

今回、このような形で審査委員会推薦作品に選出していただけたのは、
勇気をもって撮影会に参加しメッセージを寄せてくださった当事者の方々、
プロジェクトを支え応援してくださっている多くの個人・団体・企業の方々、
多忙な中でエネルギー溢れる撮影を継続してくださっているLeslie Keeさんや
プロジェクトのメンバー、ボランティアスタッフの皆さんのおかげです。

チームを代表して、心から御礼を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました!
今回の選出は、既にご参加いただいた569名の当事者の方々だけではなく、
日本で暮らすLGBTをはじめとしたセクシュアル・マイノリティの皆さんが未来に向けて抱く、
希望の結晶だと思っています。

また、LGBTをテーマとした田亀源五郎さんの『弟の夫』がマンガ部門、
長谷川愛さんの『(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合』がアート部門にて、
共に優秀賞を受賞されました。
2つの素晴らしい作品と同時に、審査委員会推薦作品に加えていただけたことを、
非常に嬉しく誇りに感じております。

カミングアウトは個人個人の選択だと思います。
でも、少しずつ社会が変わることで、
よりカミングアウトして前向きに自分らしく生きる道を選びたくなる、
そんな環境がつくられていくとも思います。
『OUT IN JAPAN』というプロジェクトが、
そのひとつのきっかけとなると信じ、2020年を目指していきます。目指して行きましょう。

どうぞ、変わらぬサポートとエールを、引き続きよろしくお願い申し上げます。
※12月16日まで、1000人写真展を目指すクラウドファンディングも実施してます!
全てのリターンに、こちらのメイキングムービー
アーティストKI-YOが提供してくれた、『We Are One』のオリジナルCDがついています!

ぜひ、応援をお願いします。

 

2015年12月1日(世界エイズデー)

認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ
代表 松中 権